週末の楽しみがないことこそが糞真面目さの象徴だと思う

 皆さんは週末(もしくは休日)には何をして過ごされているでしょうか。やろうと思っていることに取り組んでいらっしゃる方もいれば、ただひたすら家でゴロゴロしている方もいて、その辺りは十人十色ですが、ほとんどの人に共通していることと言えば、「自分が楽しみにしていることに手をつける」ことだと思います。たまの休日くらい思い切り楽しんでおきたい、というのは人情ですよね。

 ですが、悪い意味で糞真面目な方の思考パターンは大きく違ってきます。私がそうだったのですが、たとえ週末であっても、平日と同じような過ごし方をしようとするものなのですね。勤務終了後に小説を書いていれば週末にも同じようなことをしていましたし、資格の勉強を頑張っていれば週末にも同じことを繰り返そうとしていました。つまりどう言うことかと言えば、全くもってメリハリのない暮らし方になってしまうのです。

 例えばの話、普通の人ならば、土日のいずれかに焼肉やすき焼き、ケーキといった、普段食べられないものに手をつけるものだと思いますが、糞真面目な人はそういうのを無駄だと思い、ひたすら自分が心から狙っているものに向かおうとしていきます。iMacが欲しいとずっと思っていると、iMacのことしか考えられなくなっていて、焼肉を食べに行ったり映画を観に行ったりすることが悪いことのように思えてしまうのですね。その結果、いつもと同じことしかしようとしなくなってしまい、実に窮屈な生活になり果ててしまうのです。

 目標としているものにひたすら向かってゆくことを、悪いとは言いません。ですが、そのことに邁進しすぎるあまり、自分で自分の首を絞めることになっているのであれば、今すぐにでもその行いをやめた方がいいことは、言うまでもありませんよね。何の変化もない人生ほど、つまらないものはないというものですし、退屈も行き過ぎるとストレスのもとになって生きる気力を失ってしまいます。

 ですから、まずは、何でもいいから、今まで我慢してきたことを書き出していき、そのうちの一つでも良いので、今週末か来週末にやってみるのがいいかと思います。変化としては小さなものだと思いますが、それでも何もしない週末よりはずっとマシなはずです。変化がないと、精神が擦り切れてしまったような気分に陥り、何もする気が起きなくなってしまいますからね。

 真面目になるなとは言いませんが、真面目になりすぎて退屈しすぎるのではよくありません。この辺り、バランスが大切なんだと思います。たまには息抜きも重要です。他のことに手をつけて気を紛らわせた方が、却って仕事や趣味が捗ることだって、いくらでもあります。この辺り、私も気をつけたいです。