ルーズリーフにこだわるなら、バインダーはマルマンのPLACIDE(プラシード)をオススメしたい

 私はよくメモをルーズリーフにとっているのですが、どのバインダーを使うかによって、ルーズリーフの使い心地が大きく変わると思っています。やはり、普通のプラスチックのバインダーと、ちょっと高級感のある合皮製のバインダーとでは、見た目の印象もさることながら、使用感も大きく変わるのですね。

 ただ、そうは言っても、ビジネスマン向けのバインダーというのは、案外使いづらいものが多いように思います。私は以前マルマンのジウリスを使っていましたけれども、合皮製のカバーやらペンホルダーやらがやたら邪魔臭く感じることもしばしばあったものです(プラスチックのものよりは使いやすいことだけは確かですが)。ジウリスと言いますと高級バインダー(もしくは高級ルーズリーフ)として有名ですが、だからと言って全ての人におすすめできるほどの性能があるとは言い難いです。他のメーカーも似たようなものを出してはいますが、どれもこれも似たり寄ったりで、どうも末長く使おうという気にはなれませんでした。

 そんな時、私はPLACIDE(プラシード)というバインダーに目が留まりました。なんでもこれは去年発売されたばかりの新作バインダーで、シンプルさを売りにしているとのこと。実際に店頭で触ってみて、買うかどうか迷っていたのですが、結局手を出すことになってしまいました。

 このバインダーは、リングノートみたいにカバーを折り曲げて使うことができるそうですが、実際にやると結構不恰好で、あまり折り曲げようと言う気にはなれません。ただ、非常に素晴らしいのは、このようなカバーの柔軟性があるおかげか、180度パタンと開くようにもなっているというところです。普通のバインダーだと、どうしても扇型のようになってしまい、なかなか真っ平らにすることは難しいのですが、PLACIDEはいとも簡単に開けてしまうのです。このおかげで、筆記の際にストレスを感じることがほとんどありません(せいぜい、リングが邪魔だな、と思う程度)。こういうことがあるので、個人的にはジウリスよりもずっと使いやすいと思います。

 シンプルさを目指したデザインも秀逸です。外観は一色の布で、極力無駄なものが廃されている印象です。布貼りのバインダーにしては珍しく、背見出しすらありません。裏表紙に「PLACIDE」の文字の刻印がされているのみです。革製ではないにしろ、高級感のあるお淑やかなデザインが目を引くものです。

 ちなみに、表紙裏は布の色にかかわらず真っ黒になっていて、このデザイン自体は悪くないのですが、この黒いのがルーズリーフやら何やらと擦れて、紙が黒くなってしまうので注意が必要です。このバインダー唯一の欠点と言っても良いかもしれません。

 以上のように、バインダーとしてはおおむね良いものに仕上がっていると思いますので、ルーズリーフ愛好家の方々には是非ともお試しいただきたいと思っています。ただし、まだ出たばかりだからなのか、取り扱っている店が思いの外少なく、大きい文房具売り場に行かないとなかなか見つかりません。そこがちょっとネックかな、と思っています。

マルマン ファイルノート メタルバインダー プラシード B5 ライトグリーン F618-33

マルマン ファイルノート メタルバインダー プラシード B5 ライトグリーン F618-33