清らかな音楽、清らかなイメージとともに文章の執筆に打ち込めるアプリ「OmmWriter」を使ってみた

OmmWriter

OmmWriter

  • Herraiz Soto & Co.
  • 仕事効率化
  • ¥840

 OmmWriterと言えば、数年ほど前にMac界隈で一世を風靡したアプリだそうですね。登場した当初、私はMacを所持しておりませんでしたが、数年後には、Windows版の無料配布もやっていたので(今でもWindows向けの旧版は無料で公開されているようです)、私はそちらの方を使っておりました。その時の印象としては、見た目は綺麗なものの、少々扱いづらく感じておりましたし、どちらかと言うと、フリーで公開されている同類のアプリ「FocusWriter」の方が使いやすかったように思います。

 一方で、私がMacを手に入れてからは(Windowsを使っていた頃に比べたらつい最近の話です)、UlyssesやiA Writer、あるいはScrivenerというように、どちらかと言うと「書く」ということそのものに主眼を入れたアプリばかりを求めていたように思います。OmmWriterは長い間メンテナンスされていなかったということもありました(確かMac App Store版は最終更新が2012年のまま止まっていたように思います)。そのため、OmmWriterは、一応気になってはいたのですが、なかなか手をつけづらかったのですね。

 ですが、つい最近になってOmmWriterがバージョンアップしたようで、コードネームも「Dana II」から「Gaia」に変わっていました。何がどう変わったのかと言うと、選べるフォントや音楽の数が増えたということくらいです。根本的な何かが変わったというわけではないようです。ですが、一応Yosemite以上の対応を謳っていますし、おそらくSierraでも問題なく動作してくれるのでしょう。

 そう思った私は、とうとうOmmWriterの購入を決意し、早速手をつけてみたのです。

 全体としては、良いところとそうでないところの差が激しく、常用は難しいかな、といったところですかね。

使用にはアカウントの登録が必要

 一番驚いたのですが、使用時にはメールアドレスとパスワードの登録が必須となっています。何のためにこういうことをやるのか訳がわかりませんが、これが苦手な方はこのアプリを買わない方が良いでしょう。

執筆にはとことん打ち込めると思う

 幅や高さもフォントサイズはある程度までなら融通がきくので、執筆に打ち込みやすいとは言えるでしょう。付属の音楽を鳴らすも良し、背景を変えて気分転換を図るもよし、と実に至れり尽くせりです。

 ただし、このアプリはフルスクリーンでしか動かせないので、画面を小さくしたくてもできないのが玉に瑕と言えそうです。

マシンパワー・電池の消費量が激しい

 このアプリ最大の欠点と言えるのが、CPUが常時フル稼働となってしまい、電池もガンガン消費するというところ。当然、Mac本体もかなり熱を持ちますので、冷却設備が必須となってきます。当然ファンの音もうるさくなります。これでは、少なくとも出先では安心して使えないです。これこそ、OmmWriterが常用には向かない最大の理由でございます。

 UlyssesやScrivenerではこういうことはまず起こらないので、そういうところが支持を集めているのかな、と思わなくもないです。

総評

 性能自体は期待を大きく上回るもので、環境さえ整えることができたら最高の執筆環境になれると思うのですが、いかんせん、それを実現できるだけのマシンを所持していないもので、常用したくてもできないという、非常に残念な結果に終わりました。

 もしMacBook Pro 15やiMac 27インチほどの性能があれば、結果は違ってくるのではないかと思いますが、いずれにせよいつかリベンジをしていきたいとは思っております。

アスペルガー症候群の人には安易に一人暮らしをさせてはいけないと思う

 これはあくまでも私の経験則による話なのですが、アスペルガー症候群自閉症スペクトラム)を抱えている人は安易に一人暮らしをするべきではないと思っています。特に、障害者手帳精神障害者保健福祉手帳)を交付されている人は極力やってはいけないとすら実感しております。いずれにしても、最終手段の一つとして捉えるしかないでしょう。

 私自身、自閉症スペクトラムの診断を受けておりまして、障害者手帳の交付も受けている状態で一人暮らしを続けてきているのですが、とにかく生活が大変なのです。自分の興味のあることに集中するあまり、身の回りのことにまでなかなか手が回りませんし、金銭管理についても、なかなか思い通りに節約することができないのですね。ですから、身辺にかかる費用のことが頭から抜け落ちてしまったり、MacBook Air 13とMacBook Pro 13を立て続けに買ってしまったり、ということが起こってくるわけです(苦笑・iPad ProやMacBook Pro 15にはまだ手は出してないですが、それで本当に良かったです)。

 自閉症スペクトラムというのは先天性の障害であって、どうにかすれば治るようなものではありません。少なくとも、今の医療の技術では特効薬といったものはなく、従って一生継続すると考えていただいて構いません。ですから、どうにかして一人暮らしの状態に慣れることはあっても、自閉症スペクトラム特有の症状や問題が改善されるというわけではないのです。ここに、一人で暮らすことの難しさがあるように思います。

 私に限ったことではないと思いますが、自閉症スペクトラムを抱えていらっしゃる方は、自分の興味のあることにはこれでもかと言うほどに集中する一方で、興味のないことにはとことん無関心を貫こうとします。それが、どうしてもやらなければいけないことであっても、です。さすがに役所へ出す書類というような先延ばしできないことは嫌々ながらも手をつけようとしますが、掃除や洗濯のように「いつやれば良いのか定まっていないもの」を取り扱うのは本当に苦手なものです。

 健常者(自閉症スペクトラムの診断を受けていない方、という意味です)にとったら、「掃除や洗濯、買い物なんて空いた時間にやれば良いじゃない」という発想で何とかなりそうなものだとお考えなのかもしれませんが、自閉症スペクトラムの方々は、その「空いた時間」をなるべく自分の興味のあることに費やそうとしますので(私のことです・苦笑)、どうしても他人(健常者)の介入がなければ、家事の習慣化は難しいように思います。

 自閉症スペクトラムの場合、自分の不得意なことに関しては、これでもかと言うほどに練習しなければなかなか習慣にはしづらいところがあるのですが、状況を改善したいという意思が当事者本人にないのならば、どうしても当事者にとっては苦痛以外の何物でもありません。ですから、いくら独り立ちしたいと本人が思っても、あるいはご家族の方が独り立ちさせたいと考えていても、しっかりと身の回りのことができるという証左が得られなければ、控えておいた方が良いように思います。

 そこで、自閉症スペクトラムの診断を受けている方は、できることならご家族かその他支援者の方と一緒に暮らした方が良いでしょう。ご家族などの理解が得られていれば、言うことはありません。もっとも、私の場合、その家族に問題があったからこそ、一人暮らしを選択せざるを得なくなったのですけれどもね。

(関連記事)

【メモ】サブスクリプション制度のMac用アプリ配信サービス「SETAPP」

 今年始まったらしい、まだ新しいサービスです。要点は次のような感じになります。

  • 月額9.99ドルでUlyssesやTaskPaper等も含めた70以上の対象アプリが使い放題(要ダウンロード)
  • 試用期間あり(30日間)
  • 登録できるMacは現在のところ1アカウントにつき2台までの模様
  • サービス自体は日本語に非対応だが、配信アプリが日本語に対応していればちゃんと日本語環境で使える
  • 配信アプリは今後も追加される予定とのこと

 アプリのラインナップとしては、だいたいはMac App Storeで買えますので、あまり旨味はないかなと思いますが、中にはTimingやXMindのように、購入時にクレジットカード等を用意しなければならないものも含まれています。特にXMindはスタンダード版でもおよそ10,000円もする高額アプリですし、ラインナップにも数千円レベルの高額アプリがいくつも含まれていますので、これらのアプリを安値で試したいときには有用なサービスではないのかな、と思います。

 ただ、上にも書きましたが、登録できるMacが二台までですので、その辺りは注意が必要かなと思います。今後、月額料金をさらに支払えばより多くのMacが登録できるようになる、とかなったりするのでしょうかね。動向に期待したいところです。

メモ用iOSアプリ「Daedalus Touch」の開発終了・公開停止が決まる

 上のツイートにある通り、メモ・執筆用アプリである「Daedalus Touch」の開発終了が決まったそうです。「App Store」においても既に無料になっておりまして、新規リリース文において、以後数週間のうちに公開停止になる旨のことが書かれてあります。欲しい方は早めにダウンロードしておきましょう。

「Daedalus Touch」と言えば、執筆用アプリとして名高いUlyssesと同じ開発チームが作成しておりましたが、ここのところはUlyssesの更新が目立っていただけに、今後どうなるかがひそかに注目されておりました。今回の結果は非常に残念と言わざるを得ませんが、Ulyssesに注力したいのであれば、致し方のないことなのかもしれませんね。

MacBook Pro搭載のバタフライ式のキーボードと「Magic Keyboard」の違いはどんなものか

 Appleは最近になって革新的なキーボードを2種類も出してきております。一つは12インチのMacBookを皮切りにMacBookシリーズに搭載され始めた「バタフライ式のキーボード」。そして、もう一つはBluetooth式のコンパクトなキーボードで、従来のワイヤレスキーボードの後継モデルでもある「Magic Keyboard」。どちらも打ちやすいキーボードであることには変わりはないですが、両者には少し(というか、結構)異なるところがあります。この記事では、その差異について簡単に述べてゆくことにします。

 なお、私は第一世代のバタフライ式のキーボードを試したわけではありません(そもそも実機を触ったことがありません)。試せるのは最新機種等に搭載されている第二世代のみになります。その点、ご了承いただければと思います。

押し心地について

 まず、キーの押し心地についてですが、だいたい次のような感じになっています。

  • バタフライ式のキーボードはとにかくストロークが浅いです。慣れるまでには少々時間がかかりますが、慣れたら最小限度の力で押すのが心地よく感じられるようになる、かもしれません。
  • 「Magic Keyboard」もストロークこそ浅めだが、バタフライ式ほどではないです。強すぎず弱すぎずの感覚でキーを押せるのが実に快適。従来のキーボードに慣れている方や初めてMacに触れる方にとっては、こちらの方が扱いやすいかもしれません。

 個人的には「Magic Keyboard」の方に若干軍配が上がるかな、という程度です。本腰を入れてものを書きたいときには、できるだけこちらの方を使うようにしたいところですが、バタフライ式のキーボードでも作業は十分にやっていけるものと思います。

打鍵音について

 次に、キーを叩くときの音について考えていきます。

  • バタフライ式のキーボードは、他のサイトや記事でも言われているように、少々音が響くところがあります。ただ、気にする人は気にしますけれども、気にしない人は気にしないという程度で、特別うるさすぎるというわけではないと思います(確かにMacBook Air搭載のものよりはうるさく感じますが)。
  • 「Magic Keyboard」はバタフライ式のキーボードに比べたらわずかながらも静かなので、扱える状況にあるのなら積極的に扱ってゆくのがベターでしょう。出先での作業には向きませんが(苦笑)。

 こちらも「Magic Keyboard」の方が私にとっては好みです。どうもバタフライ式のキーボードは悪いところが少々目立つようで嫌ですね(決して悪いというわけではないのですが)。

Bluetoothキーボードならではの強み

「Magic Keyboard」はそもそもBluetoothキーボードですから、Mac専用というわけではありません。iPadでも、その気になればiPhoneでも扱うことができます(私はiPhoneで試したことはありませんが)。そして、Apple純正のキーボードである分、iPadとの相性も抜群です(以前にも同じようなことを書いた覚えがあります)。

 他社製のキーボードに搭載されているマルチペアリング機能を搭載していないのは痛いところではありますが、画面から切り離して使えたり、iPadともスムーズに連携できたりするのは、Bluetoothキーボードならではの利点と言えるでしょう。

「Magic Keyboard」は余裕があるのなら買っておいた方が良い

 結局のところ、全体的に見てバタフライ式のキーボードよりも「Magic Keyboard」の方が個人的にはオススメできるということになってしまいました。これからも末長く愛用していきたい所存でいます。10,800円(税抜)の価格は伊達ではなかったです。

 もし入手したいとなった場合、現在のiMacには標準の付属品としてついてくるので別途購入する必要はありませんが、Mac miniMacBook Proなどでも活用しようと思えば十分に活用できるので、買っておいて絶対に損はありません。個人的には、iPad Proの場合でも、純正のスマートコネクタキーボードよりはこちらの方が若干安くつきますし、打ちやすさもこちらの方が上だと思いますので、オススメしたいところではあります。

 決してバタフライ式のキーボードが使えないというわけではありませんが、「Magic Keyboard」が地味にすごいのです。もし買えるのなら、買ってしまった方が得策と言えるのではないでしょうか。

Apple Magic Keyboard - JIS MLA22J/A

Apple Magic Keyboard - JIS MLA22J/A

 ちなみに、一応「Magic Keyboard」にはテンキー付きのモデルも最近出ましたが、私はまだ買ってはおりません。価格も価格ですし、いつ入手しようか思案中でございます。

小説、それも二次創作小説にすごく未練を感じているという話

 上の記事で、「書くことが好きだからこそ小説を書いている節がある」という旨のことを私は書きましたが、どうやら本当に小説を書くことからは到底抜け出せないものなのだな、と思わずにいられません。つまるところ、小説を書くことこそが己の宿命のように思っているのですね。書かないとストレスが徐々に溜まっていってしまったり自分が自分でなくなってしまったりするように感じるのも、そのせいかもしれません。

 かと言って、私は一次創作を作り上げることができるほどの豊かな感性があるというわけではありません(一次創作を書ける方は、それだけで素晴らしい感性の持ち主だと思います)。どちらかと言うと二次創作(つまり、ポケモン小説ですね)の方が自分には合っているのではないか、と思っています。あるいは、同じ一次創作でも、全くのオリジナルというわけではなく、既にある作品などを踏み台にして、自分なりにアレンジしたものを書き上げる、といったやり方が良いのかもしれません。

 ともあれ、書くことに関してすごく未練を感じているのは確かだと思います。たぶん、自分の中で満足しきれていない、煮え切らない部分がある、というのは間違ってはいません。それでは、未練は未練のまま残しておくのか、それとも何らかの形で昇華してゆくのか。余裕のない私なら前者だったのでしょうが、今はある程度余裕のある暮らしができておりますので、後者の選択肢を取っても良いのではないでしょうか。MacBook AirMacBook Proを手に入れ、十分すぎるとも言えるほどの執筆環境を手にしている以上、言い訳はできませんしね。

 ですから、私は思う存分、自分の意の赴くままに作品を書き続けていきたいと思っています。そして、どこかしらに発表し続けていきたいのです。もっとも、以前に付き合っていた方々と縁が戻らなくても構いませんから、今は私の作品に興味を向けてくださる方を大切にしていきたいところです。

 今はちょうど、その「未練」をテーマにした二次創作の作品を書いているところです。公開できる手はずが整ったら、順々に公開していきたいところです(ただし、ハーメルンやpixivでの公開は今のところ考えて居ません)。

結局MacBook Proを買ってしまった話

 以前、私は上の記事で「ハイスペックなMacBook Proは買わなくてよかった」という旨のことを書きましたが、正直言って、MacBook一台だけだと運用に困ってしまって、本当にやりたかったことをそっちのけで、インターネットばかりやってしまうという、実に大変な事態が生じてしまったのですね。どうしても、作業専用のマシンというものが一台ないと、作業に集中しづらいように感じてしまったのです。

 ここでMacBook Airをもう一台買い足しても良かったのですが、区別がつけづらかったり、11はちょっと小さかったりで、買うのを少々躊躇してしまいました。かと言って、MacBook Pro 15は高いし大きいしオーバースペックだしで、どうも身の丈には合わないのではないかと思ってしまうのです。

 そこで、結局、MacBook ProはProでも、13インチタイプのものを買うことにしました。これなら、それなりのスペックでも十分にやっていけそうかな、と思います。

 肝心のRetinaディスプレイですが、見やすくて目に負担が少なくて、良いですね。解像度も少しだけですけれどもMacBook Air 13より上げられます(最大で1680x1050。まあ、アプリを使えばもっと広げることもできますけれども)。これにより、作業がもっとやりやすくなったような感じがします。

 その他には、MacBook Proの特徴として、USB-Cを搭載していることが挙げられますが、正直有り難みはそんなに感じてはいません。また、キーボードの音のうるささに関しては、気にする人は気にするという程度で、私個人はあまり気にならないです(むしろ、AIr搭載のものよりも打ちやすくて良いのではないかと思っています)。トラックパッドは広くなったので、マウスはほぼいらないというような状況になるのかな、と思っています。

 とりあえず、MacBook Airは主にアミューズメント用に使うとして、本腰入れて作業をやるというような場合にはMacBook Proを使ってゆくことにしたいです。